カテゴリ: オフシーズン

中島・山本・上林・板山を獲得しました。報道自体は、正式発表される一週間前くらいに出ていましたね。突然夜に情報が一気に来たので驚きました。

中島は2000本安打まで残り確か72本で放出されました。72本がどのくらいなのか調べたところ、今年ビシエドが77安打で福永が70安打。なのでシーズンを通して準レギュラーくらいの活躍が必要でしょうか。まあ来シーズンでの達成にこだわる必要はないですが。
今のチーム状況は、スタメンが打てない以上、代打も当然打てるはずがなく、という感じ。中島にはまず代打の切り札としての活躍が求められます。
印象的なのは、ライデルが中島にぶつける→両者接近→グータッチ といういつかのシーン。本人も言及していました。

山本は今年戦力外になった選手を見たときに、チーム状況にマッチする上位の選手だと思っていたので、獲得の報道が出たときは嬉しかったです。
二遊間は来シーズンも計算が立ちません。若手だけではしんどくなるときが必ずあるので、チャンスは絶対にあるはずです。
2019日本シリーズで守備のミスが目立っていた悪い印象もあるものの、いつかの中日戦でサヨナラヒットを打っていた良い印象もあります。

上林は戦力外になった12球団の選手の中でも特に人気だったイメージ。どこかは獲得するのではないかと思っていましたが、それが中日だったのは驚きました。
2018年には.270 22本塁打の活躍を見せるも、それ以降の5年間のうち、4年は打率が1割台(19→.194 20→.181 21→.191 23→.185)と、数字だけ見たら戦力外になるのも仕方ないのかなと感じさせられます。
残りの1年、すなわち昨シーズンは100打席で.301と活躍を見せました。怪我から回復して、この時の状態に戻ることを期待しています。

板山はこの中で唯一育成での獲得。離脱者は必ず出るので、2軍で出番はあるはずです。結果を残せば支配下登録はされると思うので頑張ってもらいたいところ。内外野どこも守られるのは良いですね。

最後に宣伝です。かつてゲームブログもやっていて、1年半くらい休止していたのですが、最近更新を再開しました。
プロスピ2022のペナントレースで中日ドラゴンズをプレーしています。テーマは「立浪ドラゴンズをやり直そう」で、現在1年目の2022年が終わるところ。気が向いたら見に来て頂けると嬉しいです。

こちらがリンク↓
http://prospi20-21.blog.jp/?ref=head_btn_home&id=8393348

にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ
にほんブログ村

中日ドラゴンズランキング

今シーズンの途中からついこの間まで、散々「トレード要員として放出か!?」みたいな記事を書かれた京田。藤浪・小林・オコエと同じような扱いをされる選手になってしまったのかと思っていたところ、彼らと違い本当に放出されてしまいました。

昨シーズンまでは打率.250前後の打撃と高い守備力が持ち味だったのですが、今年は極度の打撃不振に陥ります。
来季復活を果たす可能性は十分あると思いますし、横浜スタジアムでの好守が印象に残っているので、ただでさえ勝てないDeNA相手にさらに苦戦しそうな予感が。中日と比べて打線がしっかりしているDeNAなら負担は少ないため、京田にとっては良いトレードになったのではないでしょうか。

代わりに獲得したのが砂田。福が国指定の難病で手術をし、左の中継ぎの1番手がサイドスローに転向した岡田になりそうなところだったので、補強ポイントではあるポジションです。
よく見る年とあまり見ない年がある印象の砂田は、調べたところ今シーズンがおそらくキャリアワースト。京田と同じですね。
ただ昨年は60試合近く投げ、ホールドも2桁挙げているので、その時のレベルに戻れば中継ぎ左腕として十分活躍できそうです。オリックスのようにブルペンに右投げの選手しかいなくてもなんとかなるとはいえ、サウスポーがいるのに越したことはありません。

投手陣の整備はある程度できたので、あとは新外国人野手と数が少ない捕手の獲得がある感じですかね。キャッチャーは現役ドラフト次第なのかなという気もします。そこで獲得できなかったら誰かを狙うみたいな。
内野の候補は実績が少ない選手ばかりになってしまったため、若手たちの成長が不可欠になってしまいました。体制としては不健全に思えますが、そこは何かしらの自信があるのだと期待します。


にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ
にほんブログ村

中日ドラゴンズランキング


ドラフト終了後、他球団は補強の話が聞こえてくる一方で、中日は監督が渡航するくらいしか話題がありません。そんな中で報じられた最初の動きは、かなり衝撃的なものでした。


2軍の投壊の割にドラフトでの投手の指名は少なめであり、数を増やすために誰かを獲得する必要はありました。涌井は右手中指の骨折で離脱したとはいえ、1軍10試合で防御率3点台&2軍6試合で防御率0点台と、まだ戦力としては計算でき、さらには柳や髙橋、仲地といった投手たちへの好影響も期待できます。
阿部は昨シーズンの66試合 .209 5本 16点 得点圏.122 OPS.597という成績から今年見事に復活。ただ後半戦からはセカンドをやめてサードに回っており、来月で33歳になることも考えると、今が最も評価が高い(悪い言い方をすると “売りどき” )だったと考えられます。


このようにトレードの良い面にフォーカスしてみましたが、実際来シーズンの勝ちがこのトレードで増えるかというと、それは確信できません。投手の数が足りていないとはいえ、チーム内で本塁打・打点2位の阿部を放出して埋めるのは優先順位が違うような気がします。
クリーンアップのアリエル・ビシエド・阿部のうちアリエルと阿部が抜け、数少ない得点源が削れていっています。まあ投手面での心配が減ったのは間違いないので、あとは新外国人+ルーキー+京田・高橋らの復活+若手の成長で何とか得点力を上げるしかないでしょう。


単体で見ると不思議なトレードなので、2件目も含めた今後の動きに期待したいと思います。とにかく、阿部と涌井にはそれぞれの新天地で頑張ってもらいたいですね。




にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ
にほんブログ村
中日ドラゴンズランキング

昨日で2021年の全試合が終了。最後まで楽しかったです。やはり川端はすごかったですね。

さて、明日から2021年の中日の振り返りを本格的にしていこうと思います。
まずは各選手について見ていく予定。毎日2人ずつの投稿になるかと。

電車を待っているときにでも、サラッと読んでいってもらえるとありがたいです。



にほんブログ村 野球ブログ 中日ドラゴンズへ
にほんブログ村

中日ドラゴンズランキング

いよいよ明日からキャンプ。
なんとか書き切りました。

〔キャッチャー
捕手は横一線。
基本的には加藤、木下を中心に回していくことになるだろうと思います。
石橋、郡司も期待してますが、まずは守備面をしっかり鍛えてほしいところです。
早速インフルにかかってしまいましたが、FAで来てからまだ大して働いていない大野も頑張って。
もちろん桂も可能性はあります。

〔ファースト〕 
◎ビシエド
○福田
△石垣、石川駿

一塁はビシエドで確定といっても良いでしょう。
今オフはファン感に出たり、免許を取ったり、始球式に出たりととても外国人選手とは思えないほど日本に残っていました。
今年もよろしくお願いします。

昨年ファーム首位打者の石川。 
1軍では大した活躍はできませんでした。
こういう選手が現役ドラフトの対象になるんですかね。

福田、石垣は後述。

〔セカンド〕 
◎阿部
○堂上
△溝脇、三ツ俣、高松

昨年台頭した阿部。
あの成績ならば今年もレギュラーは決まりでしょう。守備も良いし。
ただ2年続けて活躍するのがそう簡単な世界ではありません。
与田監督からは阿部4番も考えているみたいな発言もありました。良いか悪いかはともかく見てみたい。

堂上は守備も長打力もあるので、もう少し確実性が増せばレギュラーにはなれそうです。
内野どこでも守れるのはありがたいですね。

何だか毎年怪我しているイメージのある溝脇。
昨年は1試合で大活躍していた記憶があります。
亀澤が抜けたのでその枠を狙っていってほしいですね。

三ツ俣は現状、堂上に勝っているところがないように思います。
トレードで加入してから何年かたちますが、まだ納得のできる活躍はできていません。
石川駿と三ツ俣が変わったみたいな記事を見たので期待してます。

周東の活躍もあり注目されている高松。
足の割に盗塁が下手のようですが、今オフで体重を増やしたとのことなので成功率は上がるかもしれません。
足だけでなくバットに当てる技術もあるようなので代走要員ではなく、しっかりレギュラーとして育ててほしいですね。

〔ショート〕
◎京田
○堂上
△三ツ俣、根尾

守備面で大きな成長を見せた京田ですが、打撃面はまだまだ。
堂上にレギュラーを取られてもおかしくはありません。
京田を何番に置くかは意見が分かれそう。

外野にも挑戦中の根尾ですが、基本はショートのまま?
素材は間違いないでしょうから、しっかり育ててほしいですね。何年でも待ちます。

〔サード〕
◎周平
○堂上、福田
△石垣、石川駿、石川昂

三塁はキャプテン周平のままでしょう。
GGもB9も取りました。
欲を言えばもっとホームランを。あとは左投手からももっと打ってほしいですね。

石垣はだいぶ内野守備が上手くなった気がします。
昨年は1軍でもヒットを放ち、開花の兆しは見せているはず。
外野にも本格的に挑戦してほしいですが、どうなりますかね。

そしてルーキーの石川昂。
今のところ怪我もなく順調そうです。
まずは2軍でしっかり頑張れ。

〔ライト〕
◎平田
○シエラ、藤井、井領、遠藤
△渡辺、滝野、武田

ライトは平田がいれば平田。
ただ怪我が多くなかなか安定して出ることができません。
そうすると誰が出るのか。
そういう意味でもシエラを新たに獲得したのかなと言う気もします。

何だかんだ毎年1軍に居続ける藤井。
今年も代打を中心に働くことになりそうです。
若手の選手には藤井を引きずり下ろすくらいの活躍をしてほしいですが、なかなか追い越せないのが藤井。

昨年頑張った井領と遠藤。
井領は代打の切り札、たまにスタメンとして今年は頑張ってほしいです。
代走・守備固めとして昨年は1軍に帯同した遠藤ですが、守備力は武田のほうがありそう。
総合的なレベルアップに期待。

渡辺は選球眼があることは昨シーズンで証明されました。
いろんな所で言われていますが、あとはバットに当てることですね。

滝野はまず1軍での初ヒットに期待。
もちろんレギュラーを奪うのも可。

武田は守備は間違いないのだからあとは打撃。
まだ若いですし、実績もそこそこあるので、良いトレードだったと言われるように頑張ってほしいです。

〔センター〕
◎大島
○遠藤
△伊藤

まあセンターは大島でしょうというところ。
しかし年齢的にそろそろ誰か出てきてほしいですし、いろんな指標も悪くなってきています。
今年も何かしらのタイトルを期待。

そのセンター候補になってほしい伊藤。
昨年はレフトで何試合か1軍で見た記憶。
個人的に注目している選手です。

〔レフト〕
◎福田、シエラ、アルモンテ
○井領、遠藤、藤井
△石垣、渡辺、武田、伊藤、滝野

激戦区になりそうなのがレフト。

アルモンテが怪我しているっぽいのであまり計算は出来なそうです。

そうなると昨年の実績からも福田がレフトかなとも思いますが、肩の古傷が心配。
あとは1シーズン通してあの活躍ができるかですね。
すごいときはすごいが、すごくないときはすごくない選手から脱却できるでしょうか。

現時点では育成ですが、多分支配下登録されるシエラ。
3番シエラ、4番ビシエドの元同僚コンビを見たいですね。

やや駆け足になりましたがとりあえず全ポジションは終了。
ここからキャンプ、オープン戦を経てどのくらい変わるか楽しみですね。


↑このページのトップヘ