2021年02月

・6 平田良介(16年目/32歳)
55試合 .235(166-39) 3本 17点 0盗塁(失敗1)
出塁率.337 長打率.331 OPS.668 《1軍》
19試合 .367(49-18) 1本 7点
出塁率.392 長打率.449 OPS.841 《2軍》

昨季は開幕から不振。負傷離脱し戻ってきてからしばらくして調子を取り戻しましたが直後にまた離脱。平田がもう少しやれていれば昨年もっと楽にAクラスになれたはずです。

とはいえ今年もライトのレギュラーの最有力候補であることに変わりはありません。フル出場の計算は立ちませんが普通にいるならば攻守で平田を超す存在は現状いないでしょう。
出塁率が高く走塁も良いので2番平田がベストのような気がする一方、昨年の不振は2番打者として起用されたからという見方もできます。
いずれにせよAクラス維持、そして優勝という目標を達成するには平田の活躍が不可欠だということです。

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・7 根尾昂(3年目/20歳)
9試合 .087(23-2)
出塁率.160 長打率.087 OPS.247 《1軍》
71試合 .238(282-67) 5本 37点 2盗塁(失敗1)
出塁率.286 長打率.331 OPS.671 《2軍》

昨季はプロ初安打を達成。オフにはショートとしてレギュラーを目指すと発言し、現在京田とのポジション争いを繰り広げています。
正直な感想としては思ったよりも戦えているなと。守備も良くなっていましたし、打撃のほうでも結果を残しています。京田が打っていないわけではないのでショートレギュラーは厳しいかもしれませんが、レフトで起用してでも使い続けることを検討する価値はあるのではないでしょうか。
もっと時間がかかるかと思っていましたが、もしかすると案外早く出てくるかもしれません。楽しみです。

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・8 大島洋平(12年目/35歳)
118試合 .316(462-146) 1本 30点 16盗(失敗8)
出塁率.382 長打率.381 OPS.763

2年連続の最多安打と3年連続のGG賞を受賞。昨季の成績はさすがの一言。今年も1番センターとしてよろしくお願いします……特にそれ以外に言うことはありません。
36歳になるシーズンということで昨季以上に休養日を設ける必要が出てくる可能性があります。ポスト大島が誰になるかは分かりませんが岡林や伊藤にはそういうところからアピールをしていってもらいたいですね。


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・3 高橋周平(10年目/27歳)
108試合 .305(394-120) 7本 46点 1盗塁(失敗1)
出塁率.368 長打率.426 OPS.794

昨季は初の規定3割を達成。GG賞も2年連続で受賞しました。
今年は体重を増やしてキャンプインしたということで長打増に期待がかかります。昨年のサヨナラ3ランが示すようにホームランを打つ能力は持っているわけですから、上手くはまれば3割&二桁本塁打は難しいことではないでしょう。

石川昂や石垣といった期待の若手がサードには多いですが、ドラゴンズのサードは周平しかいないんだと改めて思わせてくれるような活躍に期待したいですね。



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・4 藤井淳志(16年目/39歳)
66試合 .238(160-38) 1本 21点 1盗塁(失敗1)
出塁率.301 長打率.306 OPS.607 《2軍》

昨年は15年目にして初の1軍出場無し。引退するのかなとも思っていましたがオフにはまさかの複数年契約を結んでいたことを明らかにしました。
何で複数年契約結んだんだと疑問を感じる一方で、だからあんなにのんびりしていたのかと納得。しかし今年は昨年のようにはいきません。昨季1軍出場無しの40歳が今年も成績を残せなかったならば退団の可能性が非常に高いことは誰でも分かります。
本人は40でキャリアハイを目指すと言っていたので、もしかすると開幕からしばらくしたころにはレフトのレギュラーは藤井になっているかもしれません。


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・5 阿部寿樹(6年目/31歳)
115試合 .257(421-108) 13本 61点 2盗(失敗4)
出塁率.306 長打率.409 OPS.715

レギュラーに定着した5年目から打率は落としましたが本塁打数は増加。長打力不足のチームにとってセカンドで二桁本塁打を打てる阿部はありがたい存在です。

練習試合でここまで4番で起用されていることからも飛ばす力に期待されていることが分かりますね。
課題はリーグワーストの数字である併殺打21。やや隔月気味なところがあり調子が悪いときに併殺打を量産してしまったイメージがあります。阿部の調子が悪そうなときに石垣や髙松を起用できるのが理想的でしょうか。
そこで上手く切り替えられれば阿部の数字ももっと見栄えが良くなるはず。そこら辺は首脳陣の力量次第ですね。




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・0 髙松渡 (4年目/21歳)
61試合 .188(170-32) 13点 11盗塁(失敗3)
出塁率.189  長打率.229  OPS.418《2軍》

昨季は開幕前の練習試合では1軍に帯同するもののシーズンでの出場は無し。通算でも2019年のラスト2試合のみに留まっています。
2軍成績はお世辞にも良いとはいえませんが盗塁成功率が徐々に上がってきているのは良い傾向。機動力不足のチームにピッタリはまる存在なわけですから、まずは代走の切り札として1軍にいてほしいところです。

練習試合では攻守にアピールし、石垣に代わって1軍昇格を勝ち取りました。外野も守れることからスーパーサブ的な役割が予想されますが、俊足を活かした長打も持ち味なのでレギュラー陣が不調の時にスタメンで起用されるのが理想でしょうか。
開幕1軍はこのまま行けば難しいことではありません。他球団ファンに “髙松=俊足” と覚えられるくらいの活躍を見せてほしいですね。


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・1 京田陽太(5年目/26歳)
120試合 .247(442-109) 5本 29点 8盗塁(失敗4)
出塁率.298 長打率.348 OPS.647

昨季は全試合出場。選手が離脱する度に4年間ほぼフル出場の京田の頑丈さがありがたく感じられました。
ただ打撃成績はもう一歩求めたいところ。
最低でも打率.250&出塁率.300。特に出塁率.300という数字は一昨年達成しているので不可能ではないはずです。
ちなみに一昨年→昨年で長打率は.314→.348と大きく増加。多少の出塁を犠牲にしても長打を増やす方針だったのでしょうか。盗塁数は年々減っていますが三塁打数ではトップを走っていますし、やはり機動力不足のチームには大事な存在です。塁上にいるだけで相手が警戒する場面は盗塁数の割に昨季何度も見ました。

そして京田といえばなんといっても守備。
2年間で京田の守備力はだいぶ認知されてきたので失策数さえ減らせば誰にも文句を言わせず今年こそGG賞を取れるはずです。
何かと批判的な声を受けることも多い選手ですが雑音は気にせず頑張ってほしいですね。



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・2 石川昂弥(2年目/19歳)
14試合 .222(36-8) 1点 
出塁率.300 長打率.278 OPS.578 《1軍》
58試合 .278(205-57) 3本 24点 3盗塁(失敗4)
出塁率.374 長打率.380 OPS.754 《2軍》
 
昨季は周平離脱の際に緊急昇格。初安打を放った後に苦戦しますが最終的に.222まで戻しさすがの適応力を見せつけました。
1軍でレフトなどを守らせて積極的に使っていくべきか、それともまだまだ2軍で鍛えるべきか。そこら辺は与田・仁村の1・2軍監督がどう考えるかによりますし、今の首脳陣は信頼できるので正しい判断を下してくれるはずです。


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こんな感じで各選手について書いていくつもりです。
1日に3人のペースで行けば開幕までには終わる……はず……。


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お久しぶりです。
2021年シーズンが近づいてきましたね。
練習試合の結果に一喜一憂しているうちに毎日野球を見ていたときの感覚が戻ってきた人も多いのではないでしょうか。

とりあえず明日から本格投稿していきます。
まずは各選手の2021シーズンへの期待を書いていくつもりです。
それでは。


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